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2002年の会社設立から幅広いジャンルでエンタメグッズの企画・製造を行い、成長を続けるトップス。
現在のトップスを作り上げた「新しいことへのチャレンジ精神」を常に掲げる代表の思いとは。

株式会社トップス 代表取締役

近藤 尚己

2002年の会社設立から幅広いジャンルでエンタメグッズの企画・製造を行い、成長を続けるトップス。
現在のトップスを作り上げた「新しいことへのチャレンジ精神」を常に掲げる代表の思いとは。

トップスの企業理念について (わかちあいたい、喜び・感動。そしてともに成長したい)

2002年に独立してトップスを起業するまで、僕は元々この業界で「生産」に携わってきました。
プランナーが企画、開発したものを「形にする」仕事をずっとしてきたので、生産のノウハウに関しては長年のキャリアもありました。

ところが、「営業」となると話は別で。実は、当時の自分には営業経験が全くなかったんですよ。

トップスを立ち上げた当時は他に社員なんていませんから、営業経験がなくても、とにかく自分1人でなんとかお客様を増やしていかないといけない。

そこで「さて、どうしようか」と考えた時に、営業というのは「物を売る」というよりも「自分に何ができるか」をお客様にわかってもらうことだ、と自分なりの答えにたどり着いたんです。

細かく話し合いながら色んな方法やプランをどんどん提案して、お客様の要望を“一緒になって”形にしていくというのが、企業理念の原点ですね。

「共有」というのは、やっぱりトップスにとっての永遠のテーマなんです。

お客様や仕入れ先様はもちろん、社員同士も含め、ひとつの商品を作り上げる仕事をする上で関わる沢山の人と、色んな思いや苦労、感動もすべて共有してわかちあいたいんですよ。その分、最終的に商品として完成した時に大きな喜びになりますから。

そうやって多くの経験をわかちあいながら、ひとつの仕事を終えた時に、各々が少しでもステップアップできていれば最高ですね。

トップスに求められていることは?

「こういう商品を作りたい」「こんなグッズを世の中に出したい」というお客様の思いを実際に形にすることが、ズバリ我々の仕事です。

ゼロから物を作り上げる作業なので、最終的に満足のいく商品を完成させるには、いかにお客様の要望を忠実に汲み取れるかが重要なんですよ。そのためにも、お客様と細かく話し合って、時にああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返しながら、最終的に形にしていきます。

我々の仕事は、大事な仕入れ先様がいて、お客様がいてはじめて成り立ちます。
お客様には、すでにカタログに載ってある商品を買ってもらうのではなく、こちらから次々に提案する新たな企画を選んで頂く、という方がしっくりきますね。

お客様からの要望を聞くのは大前提ですが、ただ単純に応えているだけでは当然すぐに飽きられてしまいますし、本当に満足のいくものを作り続けることは難しいです。
ですから、トップスには積極的に新しい企画を提案していく力も常に求められているんです。

お客様の思いを理想通りの形に仕上げていくための努力は、普段から社員皆が心がけていますし、完成に至るまでの失敗や苦労もすべて含めて、我々のトップスの使命だと思っています。

トップスの社風は?

社内の雰囲気はすごく明るいと思いますよ。

うちには、いわゆる「オタク」と呼ばれるようなタイプも多いですし、全体的に個性的な人が集まってるような感じですね。元々はそうでもなかったのに、うちに入社してからどんどん明るく個性的になっていくケースも結構あると思います(笑)

トップスでは月に一度、社員全員参加の会議を行っているんですが、そこで「月次の試算表」を全体に公開しています。
「会社が今どういう状況か」を社員が常に把握できるようにしているので、「自分は何をすべきか」を各々が考えて行動していく意識が自然と刷り込まれているというか。

たとえば営業などでいうと、目標達成できそうかどうか、わかりやすく数字に表れますよね。
そういった現状の成績が全社員の前で公表されるので、仕事として厳しいといえば厳しいですが、やりがいはありますよ。

うちの会社では基本的に「失敗」がマイナスポイントになることはありません。
何か失敗したからといって評価が下がったりしませんし、頑張って成果に繋がるように、会社としてもしっかりバックアップします。それを社員皆がわかってくれているので、新しいことにもチャレンジしやすいんですよ。

結果的に、各々の個性を生かしつつ、会社として同じ目標に向かって進んでいく力にもなっていますね。

今後の展望は?

我々の仕事はOEMがメインなので、トップスという社名自体はそれほど広く知られてはないだろうと思っていたんですが…実は最近、入社応募してくる学生の数がかなり増えてきてるんです。

この業界に興味を持っていて、色々自分なりに調べたり勉強したりして、トップスに期待を持って入社してくれる人たちの想いを、まずは裏切らないようにしたい。

同じ想いを共有する「仲間」として、次世代の人材育成にも力を入れていきたいですね。
もちろん、新しいことに貪欲にチャレンジできるような会社全体のサポートもさらに充実させたいです。

現在、グループ全体で100億円近い年商にまで成長してきているので、今後さらにお客様も増えていくでしょう。
その分、環境が変わることや苦労すること、大変なことも増えていくと思いますが、これから増えてくる新しいお客様にも、我々トップスの想いを伝えて、共有してもらうための努力は常に続けなければいけません。

トップスらしい「わかちあい」と「チャレンジ精神」を生かして、業界の中で確固たる地位を築いていきたいと思っています。

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